読書の時間、カタログなんぞ①

1974年のカメラショーのカタログを読む。懐かしい。
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まずはオリンパス光学から。
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発売後2年経過して、さすがにM-1ではなくなっています。「モータードライブ1」とあるけれど、レリーズボタンの形状が私の持っているのとは違ってグリップ上面全体を押すタイプになっていますね。電源は乾電池用の「コントロールグリップ」でNi-cdタイプのものはまだ開発されていませんね。MDタイプのボディはまだ発売されていないので、サービスセンターで底板交換が必要な頃ですね。
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マルチコートのレンズが2本しかありません。というか、2本もあったというほうが脅威なのでしょうか。
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オートエクステンションチューブはまだなく、ベローズと接写リングのみですね。ファインダー交換が出来ないOMにとってはバリマグニファインダーは「マクロに強い」オリンパスのイメージを代表するものだったのでしょうね。ストロボはOM専用のものはまだなく、汎用のものだったのですね。
さて、その頃の他社は...
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あ~、キヤノンF-1だ。モータードライブ付きのは「池中玄太80キロ」でおなじみですね。あこがれました。「つるこ~」
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Aⅰ化以前のニコン。うちのフォトミックFTnはまだまだ現役ですよ♪露出計もぱっちりです。F2アイレベルを見ると、後のFM・FEと同系列のデザインだと感じますね。そうか、フォトミックSBのSはシャッタースピード優先AE化するためのサーボモーターの頭文字なのか。
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X-1は結局カメラ屋で実物を見たことのないままとなってしまいました。重さとしてはE-3と同じくらいなのでびっくり。
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スクリューマウント時代のペンタックス。データカメラの背面って、どうやってファインダーをのぞくのかしら。
 
愛書の「オリンパスOMの挑戦」の「先行する4大カメラメーカーの寡占状態に挑む後発メーカー」の熱気が伝わってくるカタログですね。OM-1のコンパクトさが際立つなぁ。