叔父の形見のNikon F2

昨年夏。叔父が急死した。

お盆で遊びに行ったとき、部屋に呼ばれて「好きなの一台、持っていきな」と。その二日後に倒れてそのまま逝ってしまった。まるで私を来るのを待っていたかのような。

このF2は、私が中学の時に叔父がメインで使っていた機材。正月に老人ホームの書初めを取材に連れて行ってくれた際に使っていて、帰りの地下鉄で叔父をスナップしたときに傍らに映っていたものだ。

ここ数年間は、本業の仕事に追われて撮影もろくにできない。けれど、「写すのやめるなよ」と言ってくれたのかな。中にはイルフォードのモノクロを入れている。

カラーネガにしていないのは、叔父との思い出はモノクロ写真だから。そして、DPEに出さずとも自分で現像できるから。

この時代のカメラは、取説がなくても使い方は迷わない。パシャパシャ撮るわけではないけど、カウンターは25枚目。もう少しだね。

出来上がったよ!!

時計修理工房さん( 時計修理工房 (http://www.w-repair.jp/))、代金引き換えで届きました。いたって快調です。

丁寧な説明、梱包等々、頼んでよかった。

早速腕に着けて振り回してみる。「ジャラジャラ」と発電している音がする。

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しばらく腕時計なし・スマホで時間確認する生活でしたが...ひょいと腕を上げれば時間がわかるのはやはり便利。

この辺は「カメラのシャッタースピードはダイヤルで視認」と同じ感覚なのかも。

 

さてさて、も一つの今日のお供は"MAL-01"です。接写用の古くて新しい戦力。

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E-M1のポート2に接続して使う照明装置。MKⅡ以降は廃止されてペンタ部がスリム化された。現行機種ではなくなったけど、近接LED照明は便利。

使い慣れれば影のコントロールもできるし、フラッシュだと撮影前は暗いところでピントを微調整しなければならないのでこちらの方が便利かな。

そうだ、腕時計を修理しよう

27年前か...結納の時の記念品交換。SEIKOの腕時計

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AGSという機能が売りで、自動巻発電クォーツウォッチという特徴を持つ。要は腕の動きで回転錘が回り発電~充電することで、電池交換が不要となる。とはいえ二次電池には寿命があることから完全なメンテナンスフリーとはいかず、定期的に修繕が必要だと知った。

今まで2回オーバーホールに出しており、その時は地元の時計店に出しましたが、今回縁あって愛知県の時計修理工房さん( 時計修理工房 (http://www.w-repair.jp/))に見積もりを取っていただきました。

「お時計を拝見したところ、機械内部で使用されている、潤滑油が経年により劣化している可能性が高く、この場合通常よりも機械内部で消費される電流が多くなり、止まり及び、一時的な動作の停止による遅れが発生する為、分解洗浄(オーバーホール)が必要でございます。

工程としましては、内部の機械を全て分解し、部品一つ一つに付着している劣化した油脂や汚れ、細かい塵埃を除去します。その後、お時計内部の部品同士の摩耗を減らすための新しい油を、部品ひとつひとつ丁寧に挿し直しながら組み直し作業を行います。

全て手作業で行う工程上、どうしても長くお時間をいただきその間ご心配をお掛けしますが何卒ご容赦ください。」という連絡。いや~、「まてい」ですね。誠に丁寧、という方言です(笑)  実にわかりやすく、安心感のある説明です。

えぇ、当然「修理お願いします」と返信。

そうか。古い時計でもなおるんだ。うれしいな!!

1か月後が楽しみだ。

自家現像再開!!

中三以来、40年ぶりの自家現像。ネオパンアクロスⅡ。

暗室バッグはないので、真っ暗な部屋でリールににコキコキ、フィルムをローディングして現像タンクに。レシピ通りに薬品作り、時間レシピ通りに現像完了。

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相棒はOM-1と50mmf3.5マクロ。-2アンダーで露光。

プラモ製作ではノギスは意外と使う。使い方は中学の技術工作の時間に覚えたような。

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部屋にはこれまた年代物の卓上ライト。ナショナルブランドが消滅してどのくらい経つのだろう。

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エアブラシは廉価版のグン産のもの。塗料瓶を直付けできるタイプが使いやすいかな。田宮のバジャーというのを30年くらい使ったけど、数年前に買いなおし。細吹きできるので、何かと重宝。

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ボロボロのアートナイフはパテの盛り付け専用。デカール用に食堂から小皿を拝借中。昔ながらのチューブ入り接着剤の中身はまだまだ現役。古いウォーターラインの箱に入っていたもの。たしか航空巡洋艦最上。

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ウェザリング用のエナメル塗料。パクトラタミヤから進歩なし。

 

自家現像はかんたん且つ楽しい。只今期限切れの先代ネオパンアクロスで撮影中だけど、自分では手を出せないカラー現像よりも撮影中のワクワク感は数段上ですね。

NikonのスピードライトSB-16B

ハードオフのジャンク品コーナーでNikonのスピードライト発掘。1,000円でお持ち帰り。
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ふむふむ、SB-16かぁ、大分昔の製品だな。シューの接点見るとTTL調光可能なタイプ。

OLYMPUS OMは普及機との差別化の為、OM-2、4、40、707等限定されていたけと、Nikonさんは広く採用されているんだな。


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背面は計算盤が懐かしい。直感で操作が判るところが嬉しいですね。

電池を入れたらチャージできた。発売当時の価格の1/36でF100のお供がやってきました。


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それにしても大きいな。目の錯覚でボディが小さく見える。GNは32。ワイドパネルも付いてきた。24mm対応です。
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m.zuiko 12-40mm

多忙を極めた2020年も末になりやっと仕事が収束。7年遅れてPRO初号レンズがやってきた。


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標準ズームだけに、歴代色々使ってきたなぁ。E-510、520、E-3、E-PL3E-P3...

E-M1にはフォーサーズの大柄SWDレンズをメインにしてきたけど、流石に持ち出すのに難儀して、12-50mmや14-42mmの電動ズームも併用してきた。
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フォーサーズとマイクロの統合でフォーサーズレンズ資産を使ってきたけど、やっとこさベストマッチングの組み合わせとなりました。

12-40mmで深度合成ができるようになった。
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やっぱ、これいいね。