2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

寄り添う二人

近所の畑に葱坊主が咲いた。シルエットは恋人同士のよう。

南小樽~小樽築港

再び小樽の町へ戻って、南小樽へ。 北海道は道路が広い、といわれるが、どっこい、狭い路地もたくさんある。ただ、絶対的な人口密度が少ないだけ。 なんともいえない、湿度感が南小樽の魅力。対して当時の小樽築港は油と機械の匂いに満ちた街だった。 当時は…

小樽水族館

やっと到着小樽水族館。我ながら中学時代の体力を懐かしく思った。 当時は貧乏旅行かつ花より団子で、水族館はあくまでも取材の終着点。入館して遊ぶことは思考の片隅にも無かった。 良い景色をもとめて、ひたすら上る、登る、昇る。 結局、絶景は無かった。…

漁村

夏だ。海だ。 通路を埋め尽くす昆布。 生活の糧を得るための道具たち。

変わらないもの

運河に別れを告げ、高島地区を越えると海水浴場。 銭函と違って、こちらは地元の子どもたちのための海の遊び場といった風情だ。 昨年のゴールデンウィークにこの辺りを通った。運河と違ってこちらは30年前とほとんど変わっていなかった。 世の中には変える…

働くおじさん

労働という言葉を、わかりやすく丁寧に伝えてくれた、かつてのNHK教育テレビの番組を思い出した。 観光ではなくて労働で栄えていた頃の小樽。 板張りの甲板は、使い込まれるたび深みが増す。 繁華街を抜けて... 旧手宮線を抜けて。小樽は坂の町。どこ…

小樽運河への道すがら

漁船の居た西側の運河を越えて、手宮線沿いにてくてく歩く。当時の手宮駅は貨物専用の駅だった。 広いバックヤードを右手に高島地区へと向かう。この辺りは無味乾燥な工業地帯で、人気は無いが交通量の非常に多いところ。 高島地区を抜けてトンネルをくぐる…

働く運河、働く倉庫

中学時代の撮影旅行。かつての札幌市南区石山は「石山軟石」の産地。小樽の石造り倉庫も「軟石」で造られており、見慣れた色彩だった。と、行っても、ネオパンSSでは色彩は解らないのですが。 現在すんでいる空知は、軟石よりもレンガの倉庫が多い。建材と…

かつての小樽

小樽の観光客来訪数が減少しているとの新聞記事。つい10年前は駐車場はどこも満員、大渋滞を掻き分けての観光だった。実際にはまだまだ観光客は多いと思うが、数字的な比較で大騒ぎするのが好きな日本人。「廃れてしまった」と変な憶測を働かせたり、報道…

我が家の名カメラマン?

動物好きの二男と早朝の散歩へ。行く先は旭丘公園。目的は動物の撮影。ひとまず空知川べりに到着。 なかなか立ち姿が様になっていませんか?二男にはデジタルのE-510。私はフィルムのOM-2N。よって、これはフィルムです。デジタルは「ライブビュー…

シジュウカラ。わが町の鳥。

仕事場の裏庭に、よく遊びに来る鳥がいる。四十雀という鳥なのだが、妻との間で「友達の鳥」と名づけた。それくらい毎日たずねてくる。野鳥の癖に、警戒心も無い。 白と黒で雀くらいの大きさ。なかなかめんこい奴である。調べてみると、なんと「芦別市の鳥」…

旧芦別市立黄金小学校

芦別市街から旭川へ向かうと、常磐町~黄金町~新城町と進み、旭川へと抜ける。黄金町には田と鶏卵の畜舎、そして旧黄金小学校の三角屋根の体育館が目立つ建物だ。 道道からは体育館の赤い屋根ばかりが目立つ。それくらい大きな体育館だ。かつての繁栄振りが…

C、D、E、Fの表記

ZUIKOレンズは、モノコート時代にレンズ構成枚数を、ローマ字で表記していた。Aを1枚、Bが2枚... 初めて手にしたOM-1の標準レンズは「F.ZUIKO」で6枚構成だった。生まれて初めて手にしたPEN EE-2は「D.ZUIKO」で4枚…

アスパラのこと

写真を撮っていて、しきりに「美味そう」と思った。今年のアスパラは出来が良い。 アスパラは雑草並みに繁殖力が強い。但し、猛烈な肥料喰らいだ。肥料の少ないアスパラは何年経っても細いまま。数年前に除草した草を固めておいた「堆肥」の山にアスパラの根…

飛行準備、完了。

タンポポのタネが、飛行準備を完了した。 50mm標準レンズに中間リング14mmをかませて、スポット測光。綿毛の輪郭にピントを合わせてみた。 自宅と職場の庭の雑草取りに追われる近頃。タンポポやスギナは大敵だ。庭のためなら剣先ショベルで深く掘り、雑草退…

モータードライブ1

モータードライブ1用ニッカドバッテリーパック1、セル交換完了。 OM用モータードライブのバッテリーは、このニッカドパック(充電式)の他には単3電池用のグリップ式のものだけ。単3電池用のものは汎用性は高いのだが、滅多に出回っていない。マシンガン…

猫鼻温泉の思い出

猫鼻温泉とは、フォッサマグナ・日本列島の裂け目のど真ん中にかつて存在した温泉。なんでも、私有地に湧出する温泉で、豊富な湯量が自慢だった。 1枚目の写真は一番奥まった湯船で、なんと金でできている。2番目の写真の通り、とても広い露天風呂が自慢だ…

心霊君をさがせ

とは、三男の学年(小3)で大人気の某番組内キャラクター「心霊君」のこと。30年前はこの手の写真を自作して楽しんだものだ。

それぞれの豊平川

芦別に来て感じたことは、意外に川の存在が遠いこと。いつも行っている北の京周辺や上芦別公園のように川が近くても、水の存在感が希薄であることが原因と思う。 各々が各々の楽しみ方をすると、絵的にはバラバラ。ある意味まとまりがなくなってしまう。ただ…

さっぽろ大通公園

30年近く前に「あ、めんこいな」と思って撮った写真。この子達はもう中年と呼ばれている頃だろう。 その一瞬を切り取り、フィルムの存在する限りは写真が手に入る。デジタルはどうだろう。30年後に映像データが再生できる機器はあるのだろうか。「実体な…

F.ZUIKO 50mm F1:1.8

モノコートかつ黒縁の普及型標準レンズ。 一番付き合いのながいレンズだ。絞り羽が粘りだし、バルサム切れが出てきた。長年の酷使により埃も目立つ。距離環のゴムも擦れてきている。状態は良くない。ただし、自慢はカビが発生していないことだ。 世間一般で…

この空の色は何色でしょう。パート2

冬は、よく晴れるほどやたらと寒くなる。日本海側の気候なので冬は曇天が多いのだが、それでもたまには晴れる。澄んだ空気をPLフィルターでさらに研ぎ澄ます。当時のお気に入りの方法だ。

足元注意

北海道の住人とて、つるつる路面は難儀だ。 これが小さな子なら、たちまち遊び場へと変わってしまう。転ぶ恐怖心はあっという間に好奇心へと摩り替わってしまう。 リフトが無くても、スキー場でなくても遊べる。スキー場じゃないことが、散財や制約とは無関…

札幌市南区簾舞

今でこそ住宅街となったが、30年前は札幌の片田舎。当時の実家から自転車で20分のところに絶景ポイントがあった。 真駒内は社宅の町だったので、整然としつつも何かしらドラスティックな町だった。ほんの少しの距離でどう、このウェットな景色は。 あえ…

さっぽろの市電

札幌も南区だと市電は遠い存在。吊り掛けのモーター音も聞きなれない音だった。 中学の頃、望遠レンズを手に入れて圧縮効果を試したかった。このレンズはシグマの100~200mm。架線の規則正しくも何か手造り感のある景色を撮影して、初めて市電が身近に…

この空の色は何色でしょう

色彩が無い分、色に対する想像力が働くのがモノクロの良いところ。と、カラーフィルムを買えなかった中学時代を懐かしむ。

おのろけです。OM-1です。

30年来の愛機、OM-1です。タイプは後期型。OM-1Nになる直前のモデル。 角ははげはげですが、どうです、この雄姿。アクセサリーシューを付けないのが良いとする向きもありますが、アイカップ、ゴムフード、アクセサリーシュー装備のこの状態が一番…